競輪車券の種類と初心者オススメの買い方|難易度や確率・的中率での予想のコツ

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競輪の車券の種類と初心者さんオススメの買い方|難易度や確率で選ぶ予想のコツ
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競輪の投票できる買い方(勝式)は、全部で7種類あります。

車券の種類は賭式とも言いますが、確率的に当たりやすく配当が低いものから、難易度が高い車券まで様々です。

因みに、公営ギャンブルの勝式の種類は同じようで若干違っています。

スクロールできます
勝式競輪PIST6競馬ボートレースオートレース
単勝
複勝
2枠単枠連
2枠複馬連
2連単2車単馬単
2連複2車複馬連
3連単
3連複
ワイド
種類7種類6種類9種類7種類7種類

※複勝は競馬とオートレースが3着まで、ボートレースが2着までです。
※オートレースの複勝は、本場や公式サイトでしか購入できず民間投票サイトでは取り扱っていません。

今まで、なんとなく投票していた人も多いと思います。

また、本命を中心に勝率を重視する本命党の人や、少ない当たりでも収支をプラスにできる穴派の人など考え方もそれぞれです。

私はどっちの派なんだろう?

そんな人は、勝式それぞれの難易度や的中率を知ることで、自分に合ったスタイルが見つかるかもしれません。

この記事では、競輪の勝式、7種類それぞれの難易度やメリットやデメリットなどを中心に紹介します。

この記事を書いた人
  • 競輪歴15年
  • 回収率約80%~100%+α
  • ほぼ毎日のジャンキーw

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すじめ

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目次

競輪の勝式7種類から自分に合ったスタイルを見つけよう

競輪の勝式7種類から自分に合ったスタイルを見つけよう

競輪の車券の種類は、全部で7種類です。
そして、PIST6は6種類です。

競輪は7種類
PIST6は6種類
  • 3連単
  • 3連複
  • 2車単
  • 2車複
  • 2枠単
  • 2枠複
  • ワイド
  • 3連単
  • 3連複
  • 2車単
  • 2車複
  • 単勝
  • ワイド

どの勝式も買い方次第で、大穴狙いや比較的当てやすい買い方まで色々な賭け方ができます。

自分の得意なスタイルを見つけるもの、競輪初心者さんの最初の楽しさかもしれません。

勝式7種類と単勝それぞれについて、特徴や難易度を中心にメリットやデメリットも含めて紹介していきます。

3連単(車番3連勝単式)は最も大穴が出やすい車券

3連単(車番3連勝単式)は最も大穴が出やすい車券
難易度
高い
低い
車数組み合わせ的中率
9車立て504通り約0.2%
7車立て210通り約0.5%
PIST6120通り約0.8%

3連単(車番3連勝単式)は、車番で1・2・3着を着順通りに当てる車券です。

3着とも着順通りに当てないと的中になりません。

3連単車券は、9車立てなら504通り、7車立てなら210通りもあるので配当は高くなりやすいです。

それだけ、難易度は高いですが、穴派だけでなく本命派にも最も人気がある車券になります。

軸(1着や1着2着)を決めて数点買う方法が人気です。

3連単のメリットとデメリット

3連単のメリット
  • 的中すると配当金額が高額になりやすい
  • 的中した時の達成感が大きい
  • ながしやボックス買いよりも点数を押さえられる
3連単のデメリット
  • 難易度が高く的中率は低い
  • 的中確率を高くするには買い目点数が多くなるのでそれだけ資金が必要になる
  • 外れると多くの資金が失われる
  • ギャンブル性が高い

3連単や3連複の当てやすい買い方は下記の記事で詳しく解説しています。

3連複(車番3連勝複式)は投資資金を抑えられる車券

3連複(車番3連勝複式)は投資資金を抑えられる車券
難易度
高い
低い
車数組み合わせ的中率
9車立て84通り約1.2%
7車立て35通り約2.9%
PIST620通り5%

3連複(車番3連勝複式)は、車番を3つ選び、順不同で3着までに入れば的中となります。

3連単に比べると難易度は低くなりますが、的中率は上がるので初心者さんにもオススメできる買い方です。

しかも、組み合わせによっては高配当になることも多いです。

3連複のメリットとデメリット

3連複のメリット
  • 3連単よりも的中しやすい
  • 購入する点数を押さえられる
  • 買い方がシンプルでわかりやすい
  • 収支が安定しやすい
3連複のデメリット
  • 本命が来ると配当が安い
  • 配当が高額になりにくい
  • 夢の大穴高配当は望めない

2車単(車番2連勝単式)は意外に難易度が高い

2車単(車番2連勝単式)は意外に難易度は高い
難易度
高い
低い
車数組み合わせ的中率
9車立て72通り約1.4%
7車立て42通り約2.4%
PIST630通り約3.3%

2車単(車番2連勝単式)は2連単ともいい、車番で1着と2着を順番道理に的中させる車券です。

着順通りに当てないと的中になりません。

1着2着の2車を選ぶだけなのでシンプルな車券です。

それなりに高配当も期待できるので、初心者さんにもオススメできます。

2車単のメリットとデメリット

2車単のメリット
  • 3連単や3連複よりも的中しやすい
  • 買い方がシンプルでわかりやすい
  • 比較的配当が安定している
2車単のデメリット
  • 本命がくると配当が低い
  • 中穴や大穴を的中させるには点数が多く必要
  • 3着だと意味がない

2車複(車番2連勝複式)は少ない投資で楽しめる

2車複(車番2連勝複式)は少ない投資で楽しめる
難易度
高い
低い
車数組み合わせ確率
9車立て36通り約2.8%
7車立て21通り約4.8%
PIST615通り約6.7%

2車複(車番2連勝複式)は、車番で1着と2着の着順にかかわらず当てる車券です。

1着・2着の着順は関係ありません。

9車立てでも36通りしかないので、まずは当てる楽しさを味わいたい人にオススメです。

少ない点数でも的中させる楽しさが味わえます。

また、2車複は、人気が集中している選手がいるときに、あえて外して購入するときの抑えにも向いています。

2車複のメリットとデメリット

2車複のメリット
  • 当て易いので的中する楽しさが味わえる
  • 的中率と回収率が高い
  • 人気割れした難易度が高いレースでも当てやすい
2車複のデメリット
  • 本命が来ると配当が低い
  • 高額配当はあまり期待できない
  • ガミる可能性がある

2車単や2車複の当てやすい買い方は下記の記事で詳しく解説しています。

2枠単(枠番2連勝単式)は1車枠と2車枠がある面白さ

2枠単(枠番2連勝単式)は1車枠と2車枠がある面白さ
1枠1番車
2枠2番車
3枠3番車
4枠4番車
5番車
5枠6番車
7番車
6枠8番車
9番車
難易度
高い
低い
車数組み合わせ的中率
9車立て72~33通り約1.4%~5.6%

2枠単(枠番2連勝単式)は、6枠ある枠番の1着と2着を順番通りに当てる車券です。

当然ですが、9車立てでのみでの販売です。

1枠から3枠は1車しかいないので当たる確率が低く、4枠から6枠だと2車ずつなので当たる確率は高くなります。

投票が少ないモーニング競輪などでは、まれに2車単よりも2枠単のほうがお得なオッズになることもあるので、投票する前にチェックしましょう。

2枠単のメリットとデメリット

2枠単のメリット
  • 予想が外れても当たることがある
  • 6枠なので的中確率が上がる
  • 同じ目でも枠連のほうが2車単よりも配当が高いときがある
2枠単のデメリット
  • 本命が来るとトリガミになりやすい
  • 本命決着だと2車単よりも安くなることが多い
  • ボックス買いでゾロ目を忘れることがある

2枠複(枠番2連勝複式)は確率的にも当てやすい

2枠複(枠番2連勝複式)は確率的にも当てやすい
 1枠1番車
 2枠2番車
 3枠3番車
 4枠4番車
5番車
 5枠6番車
7番車
 6枠8番車
9番車
難易度
高い
低い
車数組み合わせ的中率
9車立て18通り約2.3%~11%

2枠複(枠番2連勝複式)は、枠番で1着と2着を順不同で当てる車券です。

1着と2着の着順は関係ありません。

1枠から3枠は1車しかいないのでを当たる確率が低く、4枠から6枠だと2車ずつなので当たる確率は高くなります。

2車複より少し難しく、ワイドと同じくらい当たりやすいです。

点数もそれほど必要なく、競輪初心者さんが当てることを目的としている場合にオススメです。

また、投票が少ないモーニング競輪などでは、まれに2車複よりも2枠複のほうがお得なオッズになることもあるので、投票する前にチェックしましょう。

2枠複のメリットとデメリット

2枠複のデメリット
  • 9車立てでも18通りしかないので的中しやすい
  • 予想が外れても当たることがある
  • 回収率よりも的中率を重視したい人向き
  • ぞろ目は高配当になることもある
2枠複のデメリット
  • 本命だとトリガミになりやすい
  • 配当金額が低いことが多い

ワイド車券(拡大2連勝複式)はとにかく当てたい人におすすめ

ワイド車券(拡大2連勝複式)はとにかく当てたい人におすすめ
難易度
高い
低い
車数組み合わせ確率
9車立て12通り約8.3%
7車立て7通り約14%
PIST65通り20%

ワイド車券(拡大2連勝複式)は、車番が1着~3着内の2車を着順にかかわらず的中させる車券です。

1着・2着・3着の着順は関係ありません。

公営ギャンブルをやったことがある人にはおなじみの、一番当たりやすい買い方(勝式)です。

ワイド車券は各レースに3つの的中パターンがあります。

例えば、④→②→③とゴールしたとしたら、②-③と②-④と③-④が的中車券です。

9車立てでも12通りしかないので、とにかく当てたい、または的中率にこだわっている人にオススメ。

ポイントの現金化や本命以外の抑えとしてなどでワイド車券購入する人が多いです。

ワイド車券のメリットとデメリット

ワイド車券のメリット
  • 9車立てでも12通りなので的中率が高い
  • 本命を避けて抑えとして使える
  • リスクを押さえて的中できる
ワイド車券のデメリット
  • 配当が高額になりにくい
  • オッズが低い車券が多い
  • 点数を多くするとトリガミになることもある

ワイドは、民間投票サイトのキャンペーンポイントの現金化などでも人気です。

単勝(単勝式)はPIST6のみで投票可能

単勝(単勝式)は PIST6のみで投票可能
難易度
高い
低い
車数組み合わせ確率
PIST66通り約17%

車番で1着だけを当てる車券です。

競輪では単勝がなく、PIST6(ピスト6)のみで投票可能になります。

PIST6(ピスト6)は、250競走に分類されラインも禁止で2日間で予選から決勝まで完結する新しい公営ギャンブルです。

6車しかないので、とにかく当てたい人に向いています。

単勝のメリットとデメリット

単勝のメリット
  • 6通りしかないので当てやすい
  • 競輪にない単勝が新鮮
  • 応援する選手だけを投票できる
    競輪と違い1日2レース行う
単勝のデメリット
  • 複数投票するとトリガミになりやすい
  • ラインなどの戦術がないので競輪の面白さがない

競輪に単勝と複勝がなく枠番がある理由

競輪に単勝と複勝がなく枠番がある理由

競輪の買い方(勝式)のうち、単勝や複勝と枠番や疑問に思った人もいると思います。

競輪には、なんで単勝がなくて枠番があるの?

6艇しかないボートレースなど他の公営ギャンブルにある単勝や複勝がけいりんにはありません。

そして、ゲート数が多い競馬でお馴染みの枠番が9車立てしかない競輪にもあるのはなぜでしょうか?

2つの勝式の理由
  • 単勝や複勝がない理由
  • 競輪に枠番がある理由

この2つの勝式の理由について順番に解説します。

競輪に単勝や複勝がない理由

以前あった競輪の単勝や複勝は、2003年頃に廃止になりました。

廃止になった理由は、主に2つの理由があったようです。

単勝や複勝は人気がなく売れなかった

競輪がスタートした当初は、複勝式と一緒に単勝式も発売されていました。

競輪自体、人気がなく廃止論も議論された時代です。

競輪人気がないと運営する予算も少なくなり、窓口もどんどん少なくして人件費を減らしました。

その中でも、単勝や複勝は最も人気がない車券になっていきました。

今ではネット販売が当たり前ですが、当時は本場へ行って車券を買う時代です。
中には、登録して電話投票する人も若干数いました。

せっかく競輪場に来たのだから「どうせなら大きく当てたい!」と思う人にとって、単勝や複勝は旨味のない車券になっていました。

というのも、単勝や複勝の配当は人気選手だと元返しも当たり前、良くても3倍程度が多かったそうです。

システム改修が困難だった

昭和時代は、競輪場の本場窓口で口頭で伝えて車券を購入する時代でした。

そこに現れたのが、車券発売機です。

競輪の券売システムを導入するのに合わせて、中央競馬などでは人気になっていた「3連単と3連複」も発売されることになりました。

三連単と三連複を導入すると、賭式が9種類になってしまいます。

しかも、従来の車券発売システムでは単勝や複勝の発売できなかったのです。

窓口販売では、単勝や複勝が購入できましたが、車券の販売やオッズの計算などに膨大なコストがかかります。

そのため、すべての競輪場で今の新賭式(計7賭式)が順次設置がされ2003年には、単勝や複勝が消滅したのです。

競輪で単勝や複勝が復活する可能性は?

競輪から派生したPIST6(ピスト6)でも単勝が用意されています。

近年、スマホを利用したネット販売が支流になり、競馬などでは応援馬券もあり単勝や複勝が最も人気のある車券種です。

公営ギャンブルの中で単勝がないのは競輪だけですし、最近では人気も上昇しています。

上で紹介した、車券システムも、現在では改良するのにそれほどの経費が掛からないはずです。

近い将来、単勝や複勝の実証実験などのニュースを聞くことがあるかもしれません。

競輪に枠番がある理由

今の競輪レースは、ペースメーカー役の先頭誘導員がいます。

競輪が生まれた戦後の昭和時代には、現在の先導員がいる「先頭固定競走」でなく、普通競争でした。

しかし、普通競走でも現行の誘導員と同じ役割を果たす選手がいたのです。

それが、6番車でした。

そのことを「トップ引き」と言います。

6番車がトップを引くことが慣例になっていたため、6番車は基本的に車券の対象外だったほどです。

この流れを現在も若干受け継いでいて、6番車には弱い選手を、そして6番車に対応する4枠・6枠の4番車・8番車に弱い選手を入れる慣例ができました。

競輪の枠番は、昭和時代の普通競走(先頭誘導員なし)からあった枠番からの慣例だったのです。

これが、俗に言うヨーロッパ(468)。

数字の468からきているのですが、この468の数字の選手は点数も低いです。

1枠から6枠まで、それぞれ同じぐらいの点数になるようになっています。

1枠1番
2枠2番
3枠3番
4枠4番(点数低)
5番
5枠6番(点数低)
7番
6枠8番(点数低)
9番

ほぼ車券に絡まないヨーロッパ(468)の選手がいたので枠番になっていたのです。

今でも、その傾向はあり、ヨーロッパ(468)の番号が絡めば大穴になることが多いです。

まとめ

買い方(勝式)の説明は以上になります。

競輪初心者さんによくあることですが、最初から3連単で勝負すると当たればいいですが、お金がいくらあっても足りなくなります。

そんな時は、押さえで難易度の低い車券も買っておくとダメージが抑えられるかもしれません。

ワイドや2車複などで、ラインのチーム同士を買ったり、点数順など、高確率で当たる楽しみを味わうと長く楽しめると思います。

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この記事を書いた人

競輪歴約15年で、毎年の回収率は約80%から100%チョイ。
競輪の魅力に取りつかれ、ほぼ毎日競輪を観戦しています。
競輪場で生の空気を楽しんだり、ネット投票で自宅から楽しんだり仕事の合間を見つけては競輪含めて公営ギャンブルを満喫中。
競輪の面白さをぜひ知ってください❕

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